暮らしの知恵と自給的暮らしを実践する
有機農業と水源のまち
中国山地のど真ん中で、町の92%を占める豊かな森林は、水質日本一になった「高津川」の水を育みながら、温泉施設「ゆらら」と「はとの湯」で木質バイオマスの燃料にも利用されています。「有機農業と水源のまち」の名のとおり清流高津川の水源地「大蛇が池」では雨乞い神事が行われるなど「高津川」は暮らしに密着しています。
清流の恵みを生かした「有機農業」は、「命」を育む営みとして1980年頃から始まり、代々伝えられてきた「暮らしの知恵」の継承と「自給的暮らし」の実現を目指しながら町全体に広がりを見せています。
島根県吉賀町 町長
岩本一巳