米と和牛を中心とした農業を営む、
出雲神話発祥の地
中国山地の嶺を隔て、広島県と鳥取県に接する島根県東南部の玄関口。古事記、日本書紀の「ヤマタノオロチ退治」や、スサノオノミコトが降臨したと伝えられる出雲神話発祥の地で、ゆかりの地も数多く残っています。古くから「たたら製鉄」で栄え、今でも世界で唯一、『たたら操業』を行い、日本刀の原料となる「玉鋼(たまはがね)」を生産しています。原料となる砂鉄は、山を切り崩し土砂を水流に流す「鉄穴流し」で採取されてきましたが、その跡地は棚田として再利用され、米と和牛を中心とした農業が営まれています。
島根県奥出雲町 町長
糸原保