持続可能な「3000人の楽しいまち」
江府町(こうふちょう)は、日本遺産にも認定された中国地方最高峰「大山(だいせん)」南麓の中山間地域に位置する人口2,800人の小さな町です。西日本有数の豪雪地帯で冬の寒さは厳しく、積雪は2メートルを越えますが、春の訪れとともに雪解け水は奥大山に広がるブナ林に蓄えられ、やがて幾本もの清流となり「河川(江)が合流して中心(府)となす」という町名の由来どおり、良質で豊かな水に恵まれています。
基幹産業である農業では、この「水」と大山特有の「黒ぼく土」、高原地帯の冷涼な気候を活かして稲作に力を入れているほか、白ねぎ、トマト、蕎麦などを栽培しています。また、サントリー天然水奥大山のほか、ミネラルウォーター製造業3社、製氷業1社が操業しており、水を守り活かすまちづくりに取り組んでいます。
鳥取県江府町 町長
白石祐治