「環境都市日本一」を目指す
伝統文化が今に息づくまち
平成17年2月の1市9町村の合併により、面積が2,177.61平方kmと東京都とほぼ同じ面積の日本一広い市となりました。江戸時代の面影を残す古い町並や、国内に唯一現存する高山陣屋など、市内には様々な歴史的建造物が残るほか、伝統文化が今に息づいています。16世紀後半から17世紀が起源とされる高山祭は日本三大美祭のひとつに挙げられ、「高山祭の屋台行事」を含む日本の「山・鉾・屋台行事」は平成28年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
また、農業も盛んで、米や野菜、畜産物、果物などは、昼夜の大きな気温差、冷涼な気候、豊富でおいしい水など、飛騨地方特有の自然の恵みを受けて育てられています。なかでも当地で始まったビニールハウスによる雨よけ栽培により、ホウレンソウやトマトをはじめとする野菜の生産販売は大きく飛躍し、全国に誇る大産地となりました。黒毛和種の最高級ブランド「飛騨牛」の飼育も盛んに行われ、全国でもその名が知られるなど、街・自然・食ともに多彩な魅力が溢れています。
岐阜県高山市 市長
田中 明